ES 添削は誰にしてもらう?公務員志望の就活方法

この記事はこんな疑問を解決します!

「公務員の就活のやり方がわからない」

「公務員志望だけど、民間企業も見ておいた方がいいかな?」

「公務員志望でも就活エージェントは使ったほうがいい?」

こんにちは。

大学キャリアセンターのしげです。

私は、毎年200名以上の就活生に就活アドバイス・ES添削を実施しています。最近は、理系の学生や大学院生から多くのES添削や就活のご相談を頂くようになりました。

そこで、今回は公務員志望の学生に向けて、学部生から地方公務員になりその後転職をしたAさんの就活・転職体験談をご紹介します。

このままのやり方で就活して悔いが残らないように、先輩のアドバイスを参考にしてみましょう!

##地方公務員・小学校教員経験者Aさんの紹介

初めまして、Aです。私の就職活動は正直誇れるものではありませんでした。この記事を読んでいただくあなたには、同じような失敗をしてほしくないのでぜひ私の経験から学び、良い就職活動をしてください。

まずは私の経歴を紹介します。

・高校卒業後、私立理系大学に入学

・大学卒業後は県庁職員として6年勤務

・小学校教員に転職し、1年勤務

・フリーランスとして独立

公務員といえば就職から退職まで同じ職場で働き続けるイメージがありますが、私には当てはまりませんでした。

この記事を読んでもらうと、あなたのイメージも変わるかもしれません。

##ES添削を誰にしてもらうか|学生時代の就活と公務員試験対策

地方公務員から転職をした私が、「学生時代にどういった就活をしたのか」そして「公務員試験対策は何をしたのか」をそれぞれ分けて説明していきます。

###学生時代にどういった就活をしたのか

私は学生時代、公務員志望であり民間企業は一切視野に入れていませんでした。

公務員志望の理由は以下の通りです。

・給料や雇用が安定している

・転勤がない

・残業のない勤務形態

今考えるととんでもない志望理由ですが、当時は楽をすることしか考えていませんでした。また、公務員になることさえできれば楽な人生を送れると本気で信じていました。

お気づきの方や当たり前だという方もいると思いますが、働いてみるとそんなことは全くありませんでした。

確かに給料や雇用は安定しているのですが、そもそも民間企業に比べると圧倒的に給料が少ないです。

転勤もありませんが、約3年スパンの異動があります。県庁職員だと県内のどこでも働く可能性はあるので、それなりの距離を異動する必要も出てきます。

残業は部署や時期によるところも大きいですが、私は月平均40時間程度は残業していました。

残業代は支払われるのでそこは安心していいと思います。

結果として私は転職するのですが、「就活の時に民間企業についてもっと調べていれば」という気持ちがありました。それは働きながら調べる必要があるからです。

あなたの今の就職活動が将来の自分の役に立つかもしれないので、公務員志望の人も民間企業を視野に入れておくのは大切です。

ちなみに民間企業から公務員に転職してくる人はたくさんいました。

逆に公務員から民間企業への転職はあまり聞かないので、新卒の就職は民間企業で後から公務員になるというのもひとつの手として覚えておいてください。

###公務員試験対策は何をしたのか

公務員試験対策は大きく「筆記試験」「ES」「面接」に分けて説明します。

####筆記試験

筆記試験対策はとにかく過去問を解くことです。市販のテキストを購入し、同じ年度のものでもいいのでとにかく数をこなすのが大切です。

私の第一志望である地方自治体は大学4年生の6月に1次試験(教養試験・専門試験)があり、それに向けて大学3年生の夏頃からちょこちょこ勉強をしていました。

別の地方自治体の筆記試験が第一志望受験1ヶ月前の5月にあり、受験したところ撃沈。そこからいよいよマズイということで1ヶ月間本気で取り組みました。

####ES

公務員試験の応募書類にも自己PRを記載する欄があります。私は民間企業の内定が取れていた友人たちに添削をしてもらいました。何人も見てもらうと共通点があったので、そこを修正。

具体的には過去の実績を並べるだけでなく、それが今の自分にどう影響を与えどう活かされているのかまでを記載しました。

私は友人から、Job Springという就活エージェントならESのプロに添削してもらえると聞きました。無料面談で自己分析のサポートや面接に向けた対策もしてもらえるので、就活の際には登録しておきましょう!スポーツ経験者はアスリートエージェントがおすすめです!

####面接

面接対策は、実際にやってみるのが一番だと思い民間企業を受験しました。

服装や試験までの待合の雰囲気などを体験できるのでおすすめです。

もちろん就職する気のない業界では企業に失礼ですし、対策にもならないので内定を一本取りに行くつもりで臨みましょう。

##小学校教員への転職

私は公務員試験に合格し6年間働いた後に小学校教員に転職するのですが、気になるのはその理由でしょうか。

具体的には以下の通りです。

・イメージと実際の仕事とのギャップがあった

・仕事にやりがいやおもしろさが感じられない

一つ目は「学生時代にどういった就活をしたのか」でも記載しましたが、転勤や残業について自分の思っていたものと違っていました。

二つ目は公務員という仕事の性質上仕方がない面もあるのですが、私はやりがいやおもしろさを感じられませんでした。仕事をやり遂げても「誰かのためになっているんだろうか?」と感じることが多かったです。

ギャップが生まれた原因は、就活時の「企業研究の甘さ」にあります。実際に働いているOB・OGに話を聞けば知れたことが多々あったと思います。

個人での企業研究には限界があるので、大学のキャリアサポートを使ったり就活エージェントを活用したりしましょう。

大学のキャリアサポートでOB・OGの話を聞く機会を見つけられるはずです。また、民間企業の研究にはキャリアチケットスカウトというアプリを使ってみましょう。アプリをダウンロードし、必要な事項を入力するとあなたの価値観に合った企業から直接スカウトがきます。その企業について調べれば、自分に合った企業を見つけられ、他の企業を調べる無駄を省けるはずです。

##最後に|今後の展望

私は現在企業などには属さずフリーランスとして活動をしています。学生時代の私が見たらとんでもなく驚くでしょう。

フリーランスの活動はチャレンジ中なので、「再度小学校教員」「民間企業への転職」も視野に入れています。

もちろんその際には転職エージェントに相談するつもりです。

現状に後悔はありませんが、「学生時代にもっと将来のことを考えていれば」という思いはあります。22歳は大人のように見えてまだまだ世の中について知れていませんでした。

どうか自分1人で悩まず、就職エージェントというその道のプロに相談をしてください。きっとあなたの視野が広がり、より良い選択ができるはずです。

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